あのホンマ製作所が組み立て式薪ストーブを出している件!フォールディングキャンプストーブ HS-440をレビュー!

暖房器具

こんにちはー!

管理人のゆーです!

暑い日が続きますが、そんなときこそ秋冬キャンプに向けて動き出すことが大事だと思っている私です(笑)

なぜなら、昨今のキャンプブームで人気の季節ものは品切れしがちだからです。

そういうわけで、今日は季節外れですが、私の大好きな薪ストーブの話題です!

なんと、あの薪ストーブで有名なホンマ製作所から組み立て式の薪ストーブ「フォールディングキャンプストーブ HS-440」が販売されたということですので、そのレビューをしてみたいと思います!

ホンマ製作所ってどんなメーカー?

まず、ホンマ製作所って何?という方向けに簡単に説明してみます。

ステンレス 時計1型薪ストーブセット ASS-60

この↑時計型薪ストーブを販売しているメーカーです

これで説明終了しても良いと思う位有名なメーカーですね!

昭和49年から薪ストーブやかまどなどを製造している老舗メーカーです。

キャンプが流行る前から、ホームセンターの一画で販売されている昔ながらの薪ストーブですね。

ゆるキャン△で使われた薪ストーブもおそらくこれかと思われます。

ソース画像を表示

鋳型の本格的な薪ストーブまで製造しているメーカーです。

私もキャンプ用薪ストーブの購入を検討するとき、ホンマ製作所の薪ストーブを検討したのですが、収納サイズや窓のサイズなど、なかなか条件を満たさずやむなく却下ということを繰り返していました。

品質・性能については、他メーカーよりも素晴らしいものと個人的に確信しています!(笑)

フォールディングキャンプストーブ HS-440の基礎スペックを確認

そんな中、ホンマ製作所がアウトドア用の新しい薪ストーブ「フォールディングキャンプストーブ HS-440」を商品ラインナップに加えました。

その名前のとおり折り畳み・組み立て式の薪ストーブです!

フォールディングキャンプストーブ HS-440

大きな窓が最高すぎますね…!

HS-440

二次燃焼機能を搭載しているので、炉内もかなり高温になりそうです。本格的な冬場でも暖かそうですねー!

横幅も長く、一般的な薪の大きさである40cmを余裕でクリア!

メーカー推奨ではありませんが、テントに備え付けて使用する場合の煙突高さも2mを超え十分な高さです。

組み立て方法は下記のとおり公式動画で紹介されています。工具も必要なく、ただはめ込んでいくだけでOK!

テレビ番組でも紹介されているようです!

ライバルは笑’sの折りたたみ式薪ストーブ!?

さて、類似商品は他のメーカーからも出ていて、その筆頭は

笑’sの「笑’sフォールディング薪ストーブ 焚き火の箱G-neo」になるでしょう。

具体的に何が違うのか、徹底比較してみましょう!

まずはスペックを比較してみます。

ホンマ製作所 フォールディングキャンプストーブ HS-440 笑’sフォールディング薪ストーブ 焚き火の箱G-neo
本体サイズ 約476mm×337×420mm 約490mm×235mm×380mm
炉サイズ 約460mm×320×230mm(推定) 約390mm×220mm×165mm
煙突 2120mm、φ100mm(別売りで延長可) 別売り:MAX3300mm(折り畳み式)
収納サイズ 記載なし 約400mm×230mm×70mm(煙突別)
材質 本体、煙突:ステンレスSUS430
天板のみ:鉄
ステンレス
重量 11.6kg(煙突等込みで16.9kg) 5.3kg(煙突(2,500mm)込みの場合だと8.6kg)
価格 59,800円 53,900円(煙突(2,500mm)込みだと
70,400円)

※ホンマ製作所の炉サイズは推定値です!

本体サイズ、炉サイズから考えるとややホンマ製作所の方が大きめですね。

しかしながら、一般的な市販サイズである40cmの薪が安定して入るというのは非常に大きいです。縦横ともに大きめなので薪を一度にくべられる量も多く使い勝手は良さそうです。

煙突は別売りじゃない分ホンマ製作所の方がありがたいですね!

ホンマ製作所の煙突はアウトドア用薪ストーブでよくある積み上げてセットする円筒型、一方で笑’sの煙突は独特な折り畳み型です。

ホンマ製作所はセッティング・片付けが楽ですが、収納性が良くないのが特徴。

笑’sはセッティング・片付けが大変ですが、収納性が良いのが特徴です。

一長一短だけど、個人的にはこういう変わったギミックの煙突(折り畳み式、巻煙突など)は収納のメリットより、設営撤収のデメリットが大きい(実体験)と感じたから、ホンマ製作所の煙突の方がありがたいかな!

収納サイズについては、ホンマ製作所に具体的な記載はありませんが、笑’sの方が煙突も折り畳み式ですし、炉も小さめだからコンパクトにまとまるでしょう。

重量は圧倒的にホンマ製作所の方が重いですね…これは悪い点のみではなくて、その分ステンレス板が厚いという解釈もできますので、熱による変形にも強いと考えられそうです。

価格は煙突等を考慮すると、ホンマ製作所の方がコスパが良いですね!

私個人の見解だと、ホンマ製作所の薪ストーブの方が、笑’sよりコスパ・使い勝手が良く、私好みの作りをしていることが分かりました!

ホンマ製作所の薪ストーブに改良を期待するところ

上記に述べた通り、かなーりいい感じの薪ストーブに仕上げてきた感じですが、2点ほど「こうしてほしかったな~」と思うところがあります。

それは

  • SUS430ではなく、よりサビにくいSUS304を使ってほしかった点
  • ダンパー(火力調節機能)を入れてほしかった点

の2点です。

1点目、SUSの種類ではSUS430より、SUS304の方がサビにくい(ただし加工が難しく、高価)と言われています。高価のものの分、よりサビにくい材質で作ってもらえればと思いました(笑)

まあでも、SUS304の折りたたみ式薪ストーブってめったにないみたいだけどね(笑)

2点目、ダンパー(火力調節機能)は組み立て式薪ストーブで取り入れている薪ストーブを私は知りませんが、だからこそ挑戦してほしかった…!(笑)

組み立て式でないアウトドア用コンパクト薪ストーブにはついているモノもいくつかありますが、やはり便利です!

この2点は改良に期待ですね!

まとめ

以上、グダグダと述べてきましたが、こうしてほしかったという改良点はあるものの、かなり高水準でまとまった組み立て式薪ストーブになっていると思います。

場合によっては、秋冬キャンプブームの動向によっては品切れになる可能性も…?

と個人的には思いますので、思い切って買っちゃうのもアリかと思います!

またこれまでに薪ストーブについて記事にしてきたものも参考に見て頂けると幸いです。

巻煙突はメリット?デメリット?ホリデーロードのFbストーブNEOの特徴とおすすめ運用方法!
今日はホリデーロードのFbストーブNEOをご紹介したいと思います。なんといってもその特徴は薪煙突なところ。メリット・デメリットがある薪ストーブですが、炉のサイズ感や燃焼効率等は抜群の良品ストーブです。管理人のどのように過去運用していたかを踏まえレビューします。
『大きな窓付き』『ステンレス』の薪ストーブおすすめ5選!
『大きな窓付き』『ステンレス』管理人が薪ストーブを選ぶときに重視するこの2つのキーワードに沿って管理人がおすすめの薪ストーブ5選を紹介します。各々のストーブの特徴を簡潔に示して、どのような方におすすめか解説していきます。
Winnerwell Nomad Viewは良質ステンレスを使った薪ストーブのファーストチョイス!(1/2)
薪ストーブとして現状最も有名になりつつあるWinnnerwell Nomad Viewのご紹介です。人気の秘密は高品質なステンレス、無駄のないシンプルなデザイン、大きな窓ガラス、豊富なサイズ展開、オプションと隙のない薪ストーブで多くのユーザーのファーストチョイスになる薪ストーブです。
テンマクデザインのウッドストーブサイドヴューについてレビュー!よくまとまったステンレス製薪ストーブ(弱点1つ)
大人気のアウトドア用薪ストーブの1つであるテンマクデザインのウッドストーブサイドヴュー。その性能を基礎スペックを確認し、同じく人気薪ストーブであるWinnerwell nomad Viewと比較しながらメリット・デメリットについて評価・レビューします!
Locomo(ロコモ)の薪ストーブアウトドアワイドはロマンの塊のスチール製薪ストーブ(弱点はスチール製であること!?)
現在入荷待ちになっているLocomoのスチール製薪ストーブ「薪ストーブアウトドアワイド」についてのレビューです。非常に大きな窓ガラス、燃焼効率の良さが特徴な薪ストーブですが、弱点もいくつかあるので含めてご紹介します。ロマンの塊!の薪ストーブです。
ワークタフストーブ(worktuff stove)はSUS304、絶妙なサイズ感のNewスタンダード薪ストーブ
ステンレス製薪ストーブとして販売されている「ワークタフストーブ」。Winnerwell Nomad Viewの陰に隠れがちですが、こちらの薪ストーブもそれに劣らずの品質をもつ良質な薪ストーブです。ステンレス304を使い、一部の面ではWinnerwell Nomad Viewに勝る性能を持つ薪ストーブになります。
2021年リニューアル!Mt.SUMI(旧Locomo)のAURAはスチール製薪ストーブ!大きな変更点2つ
Locomoの薪ストーブがリニューアルし、名称も変更(Mt.SUMI AURA)したことによる変更点を調べてみました。大きな変更点は燃焼効率の向上、価格の高騰の2点です。総合的にみて何とも言えない変更ですが、以前と変わらずよいスチール製薪ストーブのようです。
薪ストーブに必須のオプション!煙突ガードは絶対準備しよう!汎用性抜群のテンマクのテントプロテクターがおすすめ!
薪ストーブに必須のオプションであるテントプロテクター、各メーカーから専用品が出ていることも多いですが売り切れのケースもそれなりにあるようです。そういったときのために、多くの薪ストーブに装着可能な汎用性に優れるテンマクデザインのウッドストーブのテントプロテクターをご紹介します。

それではー!

暖房器具
スポンサーリンク
yuich.k0917blog@gmail.comをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ゆーのキャンプギア発掘

コメント

タイトルとURLをコピーしました