こんにちはー!
管理人のゆーです。今日は当ブログで何回も取り上げてきたサーカスTCDX(サーカスTCDX+)というテントについて、2022年現時点で改めてレビューしてみようという記事です。
ワンポールテントの人気を引き起こした「サーカスTCDX」は現在キャンプ界隈においてどういった立ち位置にいるのか。
そういった観点を踏まえての記事になります。購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
※サーカスTCDXは公式オンラインストア、Amazon、楽天、yahooショップなどから完全に姿を消し、サーカスTCDX+に移行したようです。
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簡単にサーカスTCシリーズの歴史について説明
簡単にサーカスTCシリーズの歴史についてまとめてみました。私が覚えている限り、概要は下記のとおりです。
シリーズのベースとなる「サーカスTC」がテンマクデザインから2016年発売 TC独特の暖かみのある生地、ワンポールテントのデザインの良さから人気が出る。 キャンプブームの影響もあり、中々手に入らないようなレアテントに。 続いて、フラップを備えた「サーカスTCDX」が発売。値段はちょっとお高めだが、利便性が向上したテントとして「サーカスTC」に次ぐ人気商品となる。 その後、「サーカスTCBIG」、「サーカスST」,「サーカスTCMID+」、「サーカスTCDXMID+」、「サーカスTCコンフォートソロ」などラインナップを拡充2022年、シリーズのベースとなる「サーカスTC」の廃盤が決定、また「サーカスTCDX」の廃盤も決定し、「サーカスTCDX+」に品名変更
細かい年代は覚えていませんが、このような経過だったと思います。
特に2017~2019年のサーカスTCの人気はすさまじく、ネットではすぐに売り切れる超人気テントでした。
在庫が安定してきた2019~2020年には安定的な供給がされるようになり、その人気故キャンプ場でも多くのサーカスTCシリーズのテントが見られ、「サーカスTCシリーズは無個性だ!」といった声が一部から聞こえるような時期もありました(笑)
2020年4月頃になると新型コロナウイルス感染症による生産ラインの停滞等により、再び入手困難になります。
そして、品薄状態のまま一番基本の型である「サーカスTC」は2022年1月頃廃盤となり、完全に姿を消し、サーカスTCシリーズの一番基本の型は「サーカスTCDX(サーカスTCDX+)」となりました。
現状では流通も安定し、ほぼすべてのラインナップが通販等でも入手できるようになっています。
サーカスTCDX(サーカスTCDX+)はどのようなテントか?
上述した歴史のある人気テントであるサーカスTCシリーズ。
そして「サーカスTC」の廃盤により、シリーズの一番基本の型に位置することになった「サーカスTCDX(サーカスTCDX+)」ですが、
現在でも非常に使い勝手のよいテントです。
細かい部分については過去記事で何度か取り上げてきたので解説を省略しますが、
これについては、私が現在進行形でメインテントとして運用している私が責任を持って断言できます。
- 価格の割に質の良く、厚手・縫製の良いTC生地
- 五角形のワンポールテントという特性を活かした設営・撤収の容易さ
- ロゴのシンプルさ、デザイン性の高さ
- オプション豊富故の拡張性が高さ
- ユーザーが多い故、多くの情報がネット上に転がっている
これらの特徴を全て揃えているワンポールテントはサーカスTCDXだけだと思います。
コピー品も数多く出ていて、コスパという点ではサーカスTCDXに勝るテントも出てきてはいます(例:SoomloomのHAPI4など)が、総合的な完成度という点ではサーカスTCDXがワンポールテントの中では未だにNo.1なのではないかと個人的には思います。
サーカスTCDXは、設営・撤収の容易さでは、他のワンポールテントに全く引けを取らないですし、ロゴもシンプルで、テント生地のサンドカラーの色合い・スカートの色合いのバランスが良く、デザインにおいても最高だと思っています。
また、サーカスTCDXを選ぶ理由として最も重要なのが上記の4番目と5番目ですので、詳細に解説していきます。
オプション豊富さ故の拡張性の高さ
サーカスTCシリーズのオプションの豊富さはテントの中でも屈指です。
パッと思いつくだけでも
- フロントフラップ(窓無し、窓付き)
- インナーテント(メッシュタイプ、ノーマルタイプ)※サイズ違い含む
- グランドシート※サイズ違い含む
- トリポット(三股化して居住スペースを広くアレンジ可)
これだけ挙げられます。
ただで拡張性が高い本体に加え、これだけオプションがあれば、ユーザー毎に様々な運用方法を気軽に試していくことできる。
これがサーカスTCシリーズの魅力ですね!
ユーザーが多い故、多くの情報がネット上に転がっている
ネットを調べれば、サーカスTCの運用方法について、大抵知りたいことが分かる。
これってものすごいメリットになります。
例えば、サーカスTCDXにおける秋~冬キャンプの暖房方法について
- どの程度の火力が必要なのか(石油・薪ストーブのサイズ感、具体的な品名)
- 換気方法は?(ベンチレーターだけで十分か、薪煙突の高さやサイズは?
など、知りたい情報をネットで調べれば簡単に出てくるんですね!
私もストーブ(Winnerwell nomad view)をサーカスTCに設置する際、ネットでどうやって設置するか、火力は足りるか等調べましたが、動画・ブログ等を見ると先駆者たちが必ずいて、丁寧に説明してくれていたので、本当に助かりました。
あとテントの綺麗な畳み方とかも詳細に説明してくれたりしてくれる動画・ブログがあるのも非常に助かったり…(笑)
まとめ サーカスTCDXはスマホのiPhoneのような立ち位置のテント
サーカスTCシリーズのサーカスTCDX(サーカスTCDX+)は、必ずしも最もコスパが良いとは言えないですが、十分コスパは良く、多くの人のニーズに答え、またフィットする。
そしてオプションも多く、多くの人に利用されることにより、その使い方等の情報が詳細にネットにも転がっている。
いわばアウトドア界のiPhone的な存在になっているのかなあと感じています。
テントのディティールにとことんこだわる上級者の方や、他の人と違ったテントが良い方には向かないテントかもしれませんが、やはり現在でも、多くの人が満足するワンポールテントのスタンダードといっても過言ではなさそうですね!
購入を検討している方は安心して購入して間違いのないテントですよ!
それではー!
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