ワンポールTCの決定版!サーカスTCDXは超おすすめテント!?使い勝手と性能を通常サーカスTCと比較!!

テント

2022年追記:

サーカスTCシリーズはサーカスTC+にモデルチェンジをしております。

モデルチェンジと言ってもほぼ変わらずファスナーの部分がダブルファスナーからトリプルファスナーになっただけなので、その部分だけご注意いただき、サーカスTC→サーカスTC+のように読み替えて記事を見てもらえればと思います。

こんにちは!管理人のゆーです!
今日はテントで一番大事なギアの1つ、皆さんこだわりたい部分であるテントについてレビューしてみたいと思います。

そしてその紹介するテントは今最も売れているといっても過言ではない超大人気テント!
サーカスTCDX!!

サーカスTCDXサーカスTCグレードアップ版として2019年の秋ごろに販売されたテントです。
実は私、サーカスTCは持っているのですがサーカスTCDXは持っていないんです。。。
何度買おうか迷ったことか…(笑)
ブログ、ツイッター、5chまで果てしなくレビューを見渡しました。
それを踏まえてサーカスTCDXはやはり素晴らしいテントの1つであるという結論に至ったので、紹介させていただきます。

サーカスTCDXでどんなテント??

サーカスTCDXワンポール(モノポール)TC(テクニカルコットン)のテントになります。

※ワンポールテント…1本のポールで立ち上がるとんがった形のテント。メリットは、設営は超簡単で、風邪に強く、天井が高く、開放感があることデメリットは、デッドスペースが大きいこと。前室がないため雨に吹き入れられやすいことが挙げられます。
※TC(テクニカルコットン)ポりエステルとコットン(絹)の混合生地です。メリットは一般的にポリエステルより火に強く、結露でテント内が水浸しになることがないこと。デメリット防水性能はポリエステルに劣ること(それなりにはある)重量もポリエステルよりは大きくなることが挙げられます。

通常版のサーカスTCとどこが違うの??

まずサーカスTCDXの基本スペックになります。
赤字の部分はサーカスTCと比較してサーカスTCDXが変更になった部分になります。

■サイズ(約):442×420×(H)280cm
■収納サイズ(約):Φ27×63cm
■重量:(約)12.3kg
■素材: [本体] コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み(ポリエステル65%コットン35%) [裾部(スカート)] ポリエステル [ポール] スチール製5本継ぎ(φ32mm/280cm)×1本、スチール製3本継ぎ(φ22mm/200cm)×1本
■付属品:ポール、張り網、設営用ガイドセット、ペグ、収納袋
■Made in Vietnam

※出入り口にメッシュのパネルは付いておりません。
※サイドフラップは取り外しできません。
※サーカス用メッシュインナー(フル、ハーフ)やハーフグランドシートなどすべてのオプションが使用可能です。

【生地の織りムラついて】
TC生地は綿とポリエステルの混紡で「織りムラ 織りキズ」がどうしても出てしまいます。TC独特の風合いのため、多少の染色むら、織りキズ、織りむらは、ご容赦ください。織りムラが原因で水が漏れる事はほとんどございません。ご承知の上お求めいただきますようお願いいたします。

●片方入り口にサイドフラップ装備。
●サイドフラップはファスナーで開けることもでき、タープの様に張り出す事も可能です。

サーカスTCとサーカスTCDXの共通点

まず共通点を一通り押さえておきましょう

1.5角形のワンポールテント

基本的にはサーカスTCもサーカスTCDX(サイドフラップ未使用の場合に限る)のどちらもポール一本で立つ、ワンポールテントになります。
サーカスTCとサーカスTCDXの特徴は、風に強く、設営や撤収がとても楽なこと!入口も2つあるので、風通しも非常に良好です。ペグダウンの数も風が少ないときは5角形のそれぞれに対して1個、計5個で済みます。しかしその構造上、生地のサイズの大きさの割にデッドスペース(使えないスペース)が大きいことがデメリットです。

ほかに人気のテントとしてスノーピークなどのドーム型のテントなどもあるのですが、これはワンポールテントの逆ですね。ポール等のテントのパーツが多く、ペグダウンの数も多い、組み立ても1人では難しいことが多いこと、生地が複雑な構造をしているので、干すときに手間だったり…といったことがデメリットです。管理人はカマボコ型テントを使用して、ペグを刺したまま回収し損ねたこともあります…(笑)。一方で、デッドスペースは少ないことがメリットになります。

2.生地やポール、ファスナー等の素材

ポリエステルに比べて火に強いTC(テクニカルコットン)を使用しています。テクニカルコットンはポリエステルに比べて防水性は落ちますが、水を吸収すると、生地の繊維が膨らむため、生地の間の網目が小さくなり、防水性が大きくなる特徴があります。急な土砂降りには弱いですが、通常の雨には十分な防水性能があるということですね。ポールはスチール製で、張り網、設営用ガイドセット、ペグ、収納袋も通常のサーカスTCと同様ですね。
テントの生地、色も濃く、夏の日差しを大きく遮り、中には涼しい日陰ができることも特徴。
また、薪ストーブをテントにインストールする(火事等については自己責任で)場合には、ダブルジッパーでテントの上と下両方からジッパーを閉めることができるので、暖気を逃すことなく煙突をテント外に出すことが可能です。

今こういうTC生地のワンポールテントが流行りなんだけど、これを流行させたのは通常版サーカスTCと言われているよ!

確かにこの愛らしいデザインはキャンプ場で映えるかもねー!性能も良さそう!

サーカスTCとサーカスTCDXの相違点(メリット、デメリット)

さて。本題ですが、サーカスTCとサーカスTCDXの何が違うか?ということについて触れておきたいと思います。

大きく変わったところはサイドフラップがついた!!というところのみなのですが、それに付随したメリットデメリットを記載します。

・サイドフラップとは?

サーカスTCはそのままでも素晴らしいテントだったのですが、前室がなく、雨等が降りこみやすい点、デッドスペースが大きい点が欠点でした。そこでそれを改善すべく1本のポールと専用の生地(サイドフラップ)を取り付けたものがサーカスTCDXとなります。

一番ベーシックな使い方は以下の画像のとおりです。

どうでしょうか?入口が雨に守られ、屋根のあるスペースが広まった分幕内が実質的に広くなります。ワンポールテントの弱点のデッドスペースがかなり小さくなり、空間が開放的に、より有効に活用できるようになります。
外に向かって突き出た屋根の下にチェアやテーブルを置き、日陰の下でゆっくりしながら外の景色を楽しむといった使い方も可能になります。

その他にもポール1本を組み合わせたりで人によって多種多様なアレンジが可能になりました。
従来のサーカスTC通り出入口はサイドフラップ側に1つ、反対側にも1つあるのでポールを足せばタープのような使い方も可能ですね。
例えば…昼間はタープのような使い方で、2つの出入り口を解放して使い、夜はテントとして使うといったこともできます。

サイドフラップを使わないときは、テント中に折りたたんで収納し、サーカスTCのように運用することも可能です。
もちろん、フラップ部分は中で巻き付けられるように収納ストラップもついているようです!!

・メリット、デメリット

〇メリット
まず1つはサイドフラップによりデッドスペースが小さくなり、幕内を広く使えるところですね!
屋根のある部分が広がるので、歩き回れるスペース、物を置けるスペースが確実に広まります。2人までのキャンプだったらこれ1つで本当に充分な大きさです。
これはめちゃくちゃでかいメリットです。

2つ目はアレンジに幅があるところです。
先ほど述べたようにタープのようにも使えるので、もしかしたら人によってはタープを組み立てる必要がなくなる可能性もあります。正直1~2人での使用用途だったら、昼間はタープのように使い、夜間はテントとしてクローズして使うことができればめちゃくちゃ便利じゃないですか!?
タープ代を別に領収するキャンプ場もあったり、使用できる面積、区画が決まっているキャンプ場も多いので、タープ兼テントとして使用できるサーカスDXはめちゃくちゃ便利なのではと思います。

〇デメリット
残念ながらサイドフラップを増やすに伴いデメリットも生じます。

まず1つに重さの増加
サーカスTC(10.88kg)→サーカスTCDX(12.3kg)
約1.5kg重さが増加しました。おそらく生地面積が単純に増加した分とポールが1本増えた分ですね。
まあ元が10.88kgと重いのであまりデメリットでもないとも考えられます。

2つ目に作業量の増加です
ワンポールテントのメリットとしては、ポール1本で簡単に組み立てられる、構造が単純で撤収が簡単というのが大きなメリットの1つでした。サーカスTCDXは通常のサーカスTCに比べポールが1本増え、生地面積が大きく、構造も複雑化しているので、設営、撤収の手間が大きくなってしまう可能性があります。まあそれに伴う操作(ポールを1本立てる、使わないフラップを巻き付けストラップで止める、折りたたむ等)は微々たるものではあるのですが…
自分は絶対フラップなんて使わないぞ!別にタープを組み立てるんだ!という方は通常のサーカスTCで十分かもしれませんね!

3つ目にお値段の話
2020年現在AmazonにてサーカスTCは約39,000円(税込み)サーカスTCDXは約48,000円(税込み)となっております。

この金額をどう考えるかですね。

個人的にタープを買わないのであれば、サーカスTCDXを購入する方が安く済むのではないかとも思うのでデメリットにならないかも…(笑)

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まとめ(管理人の考え!)

私はサーカスTCDXはキャンプ初心者やタープを持っていない、またはタープを組み立てるのが面倒なの人には正直めちゃお買い得な商品だと思います。

・デザインは特徴的だけれども、シンプルでかっこよく、また愛らしい。
・組み立ては非常に簡単(1つのポールで、最低5つのペグでもちろん1人で設営可能)、サイドフラップを使うにしてもポールを1つや2つ立てる作業が増えるだけ。撤収も然り。
・TC(テクニカルコットン)なので焚火の近くで使用してもある程度は安心、結露もしない。薪ストーブもインストールできる楽しみがある。

など、非常にわくわくするテントです。

逆にタープも楽しんで張りたい!フラップは絶対使わない!という方は通常バージョンのサーカスTCでよいのではないでしょうか。

以上、サーカスTCDXのレビューと紹介でした。

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