こんにちは!
管理人のゆーです!
キャンプ等におけるシュラフ選びは、睡眠の質と直結するという点から、テント以上にお金をかけるところと言われます。
初心者の方は、どんなシュラフを選べばよいか悩みますよね!
今日はそんな方向けに、管理人の使っているモンベルシームレスダウンハガー800#2を中心とした
厳冬~真夏のどんな場面でも運用可能なシュラフの選び方・使い方をご紹介します!
私はこれから述べるシュラフの使い方で長野県北部の山中の1~2月(-10℃ほどの極寒)のキャンプでも快適に睡眠をとることができましたし、
また、7~8月時期(30℃~35℃)のキャンプも快適に過ごすことができました。
選び方・使い方のご参考にということで見て頂ければと思います!
※2021年5月追記
今年からダウンハガーがシームレス仕様になりました。
その特徴を合わせて解説します。
厳しい日本の四季を乗り越えるポイントはシュラフの重ね使い!
一番はその季節・温度帯に対応したシュラフをそれぞれ購入できればよいのですが、いかんせんお金もかかるし、収納スペースも取る…
なかなか難しいですよね!(笑)
そこで、寒い時に服を着重ねることと同じ要領で、シュラフの重ね使いをして、温度のコントロールをしてしまおう!
というのが私のシュラフの使い方です!
その際の軸になるのはモンベルのシームレスダウンハガー800#2になります!
この軸にこれらのオプションを重ねることでかなり快適に睡眠をとることができます!
そのオプションは以下の3つです。
アルパインダウンハガー800 サーマルシーツ
ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー ワイド&ロング又はワイド
ウォームアップシーツ
なぜこれらの寝具がおすすめかということを、詳細に述べていきたいと思います!
ベースはモンベルシームレスダウンハガー800#2
冒頭から述べているとおり、コンフォート温度0℃のシュラフであるモンベルシームレスダウンハガー800#2が主軸となります。
モンベルシームレスダウンハガー800#2の基礎スペックは以下のとおりです。
【素材】生地:10デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・タフタ[ポルカテックス®加工]
中綿:800FP EXダウン
【重量】677g(703g) ※【重量】欄の( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】サンフラワー(SUF)
【サイズ】R/ZIP(右ジッパー)、L/ZIP(左ジッパー)
【収納サイズ】∅15×30cm(4.7L)
【適応身長】183cmまで対応
【快適温度】 0℃
【使用可能温度】 -5℃
【機能】RジッパーモデルとLジッパーモデルから選べます。(ジッパー長170cm)/ジョイント可能モデルとジョイントできます/ジッパースライダーには生地の噛み込みを軽減するパーツを取り付けています/スーパースパイラルストレッチシステム(内側に搭載:伸縮率最大135%)
【付属品】長期保管用の専用ストリージバッグ
このシュラフには2つの指標オンでお【快適温度】と【使用可能温度】という言葉が存在しますが、
参考にするのは快適温度(メーカー規定の代謝の低い寒さに弱い人が、寒さを感じることなく寝れる外気温)のみで大丈夫です。
【使用可能温度】は参考値として捉えた方が良いと思います。-5℃でこのシュラフのみで過ごすのは実質厳しいです。
また、【快適温度】という指標についても、個人差がありますので盲信は禁物です!
長野県人で寒さにはある程度慣れているつもりですが、私の場合、快適温度(0℃)で寝るのは無理でした。
シームレスダウンハガー800#2単体で快適に寝られる温度は0℃に+3~5℃くらい加えた温度と思っていたほうが良いです!
ダウンハガーは800#2はスーパーストレッチシステムというシュラフの中で膝を曲げられるくらい良く伸びる特殊素材でできています!
寝心地はもちろん良いのですが、ほんとに良く伸びるので、重ね着しても狭苦しくならない!
ここが私がモンベルダウンハガー800#2を選んだ理由です!
一般的なダウン・スリーピングバッグは内部を隔壁で区切ることでダウンの移動を抑え、片寄りを防ぎます。スパイダーバッフルシステムは内部に特殊な糸「スパイダーヤーン」を張りめぐらせています。この「スパイダーヤーン」が一定量のダウンを保持するため、隔壁がなくてもコールドスポットができにくくなっています。隔壁を縫い留める縫製が不要なため、表面に針穴がほとんどなく、高い気密性を実現。極めて高い断熱性を持つデッドエアを蓄えたダウンが、常に体全体を心地よく包み込む、新しい寝心地を実現しました。公式HPから一部抜粋
モンベルダウンハガーにオプションを重ねて四季を乗り切ろう!
重ね着するのはわかったけど実際どのように運用するの?
ということについて、四季ごとに具体例を出して解説したいと思います。
春(3~5月)、秋(9~11月)ごろの使い方
温度が5℃を切らない限りはシームレスダウンハガー800#2を単体で使えばよいと思います。
5℃を切った場合はアルパインダウンハガー800 サーマルシーツを中に重ねて使えば十分暖かいですよ!
イメージはこんな感じです!
暑くなってきたら、シュラフのジッパーを降ろして空気を入れ込むスペースを作れば、冷たい空気が入り、気持ち良く寝られます!
春や秋は比較的睡眠が取りやすい時期と言えるでしょう!
夏(6~8月)ごろの使い方
暑い夜は、アルパインダウンハガー800 サーマルシーツをお腹にかけるくらいでよいでしょう!
アルパインダウンハガー800 サーマルシーツはいわゆる「封筒型シュラフ」で、ジッパーを降ろせば布団のごとく、広く覆いかぶせるように使える汎用性の高い優れものです!
何にも被らないというのも暑い夜にはありだと思いますが、風邪をひかないように注意しましょうね!
冬(12~2月)ごろの使い方
しっかり、暖を取る必要がある季節ですね!重ね着の本領が発揮される季節です!(笑)
以下の順序で重ね着するのがおすすめです!
外側
ブリーズ ドライテック スリーピングバッグカバー
シームレスダウンハガー800#2
アルパインダウンハガー800 サーマルシーツ
ウォームアップシーツ内側
計4層の重装備!これだけ重ねれば氷点下を切っても、それなりに快適に寝られます!
シームレスダウンハガーは伸縮性に優れているので、動きづらいということも少ないのが嬉しいところです!
ちなみに、これでも寒い場合は服をとにかく厚着して備えましょう!(笑)
イメージとしてはこんな感じで重ねます!
以下オプションの解説です!
・アルパインダウンハガー800サーマルシーツ
夏場にも活躍したサーマルシーツは冬場でも活躍!
ダウンの層を厚くしてくれます!もちろんこれも伸縮性に優れた一品なので、重ねても快適に眠ることができますよ!
・ブリーズドライテックスリーピングカバー ワイド&ロング又はワイド
とにかく冬場の結露でシュラフのダウンが濡れて潰れてしまうのを防いでくれます!
また、空気の層を作ってくれるので保温力を高めることもできます。また、透湿性も優れているので、シュラフ内の汗などの水分もうまく逃がしてくれますよ!
サイズはダウンハガー800#2の場合はワイド&ロング又はワイドを選びましょう!
・ウォームアップシーツ
シュラフの汚れ防止にも活躍しますし保温性、伸縮性にも優れた一品!
ちなみにこのシーツに使われているクリマプラスという生地は、モンベルのメチャ暖かいフリースにも使われている素材で暖かさには折り紙付きです!
まとめ
モンベルシームレスダウンハガー800#2を軸とした厳冬~真夏の睡眠対策…いかがだったでしょうか!
睡眠は本当に大事ですし、安いシュラフはカタログスペックだけが立派で、性能がともなっていないことがありますので要注意です!
モンベルのシュラフは、価格もそれなりにしますが、性能的には素晴らしいと思いますよ!
少し季節外れの記事になってしまいましたが、今の時期は、モンベルのアルパインダウンハガー800サーマルシーツのみで十分です!(笑)
ジッパーが開いて毛布みたいに被れますし、伸縮性もある…コスパに優れる素晴らしいギアだと思います!
冬場でも夏場でも使える優れものなので、今はサーマルシールだけを購入して、春・秋・冬になったら、ダウンハガー800#2等を買い足していくのもおすすめですよー!
それではー!
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