こんにちは!管理人のゆーです!
今日は管理人も使用しているコットである、ヘリノックスのコットを解説したいと思います。
ヘリノックスのコットにも種類があり、どれを買えばよいか迷うところですが
1. 初めてコットを買う方→コットワンコンバーチブル(タクティカルコット)
2. 寝心地を重視する方→コットワンインシュレーテッド
3. とにかく軽量化したい方→ライトコット
と判断して買っていただければとにかく間違いなしです。
なぜそういった結果になるかを踏まえて、解説・比較を行いたいと思いますー!
ヘリノックスのコットについての解説
キャンプで寝るとなったらマット又はコットを使用することになると思いますが、睡眠の質を上げることはキャンプの質を上げることに繋がるので重要だと私は考えています。
せっかく遠出したのに、疲れで自然やキャンプの雰囲気を楽しめなかったら嫌ですよね(笑)
前日の疲れを癒し、翌日の朝のコーヒーを気持ちよく飲むには絶対良質な睡眠が必要だと思います。
そんな中、アウトドアでの最高質の睡眠を提供してくれるのが、ヘリノックスのコットになります。
ヘリノックスのコットは2020年現状最高スペックのコットと評判が高いです。
ヘリノックスというメーカーで有名な商品はチェア関係でしょう。その中でも最も有名な商品である「チェアワン」は軽量、コンパクトなうえに頑強な作りでキャンプ界で一時期圧倒的な人気を誇っていました。
他メーカーもそれを追随し、似たようなコンパクトチェアを生産したのですが、なかなかヘリノックス社の技術の結晶である、軽量・コンパクトかつ丈夫な合金ポールの技術や生地の裁縫技術を真似ることができずに、今でもなおヘリノックスのチェアの人気は圧倒的です。
ここでコットに話を戻しましょう
ヘリノックスのコットの合金ポールや生地はその洗練された技術で作られています。
そのため、
・他メーカーのコットに比べて軽量であるにも関わらず、とにかく丈夫で壊れにくいこと
・生地がピンと張ることで体が埋もれず、普段使いのマットレスに近い寝心地を得られること
この2点において他メーカーコットの追随を許さない状況です。
値段は張りますが購入の価値がある商品です。実際に買って後悔したというレビューはほとんど見かけません。
ということで今度はヘリノックスのコットの種類について紹介していきたいと思います!
ヘリノックスコット(コットワンコンバーチブル、タクティカルコット、コットワンホーム、ライトコット、コットワンインシューレーテッド)の比較
ヘリノックスのコットは大きく分けて5種類に分けられます。
- コットワンコンバーチブル(タクティカルコット)
- コットワンインシューレーテッド
- ライトコット
- コットマックス
- コットホーム
どれも使っている合金はアルミニウム合金で、生地はポリエステル(コットワンインシューレーテッドのみ異なる)になります。
サイズ感、使用できるオプションが少しずつ異なるので要注意です。
以下まとめ表になります。
コットワンコンバーチブル(タクティカルコット) | コットワンインシュレーテッド | ライトコット | コットマックス | コットホーム | |
サイズ | 68cm×190cm | 68cm×190cm | 60cm×185cm | 75cm×210cm | 190cm×75cm |
地面からの高さ | 16cm | 16cm | 13cm | 16cm | 16cm |
重さ | 2.32kg(2.54kg) | 3.0kg | 1.26kg | 2.96kg | 2.48kg |
寝心地(生地の張りの強さ) | やや強め | やや強め+インフレーターマットと同様な寝心地 | 弱め | やや弱め | 普通 |
耐荷重 | 145kg | 145kg | 120kg | 145kg | 145kg |
使用可能オプション | ・インシュレーテッド コットワンパッド ・コットレッグ ・ウインターキット ・サマーキット |
・コットレッグ ・ウインターキット ・サマーキット |
・コットレッグ(16cps) | ・コットレッグ | |
備考 | 代理店モンベル (タクティカルコットはA&F) |
代理店モンベル | 代理店モンベル | 代理店モンベル | 代理店A&F |
値段(2020.2時点) | 39,050円(税込み) タクティカルコットは 48,500円(税込み) |
50,600円(税込み) | 31,900円(税込み) | 49,500円(税込み) | 50,600円(税込み) |
※補足説明
タクティカルコットはコットワンコンバーチブルをベースにした商品ですので、基本は同じです。
違うのはデザインと生地の周りにカラビナなどを引っかけられるループが付いているところのみですので、それらにこだわらないのであれば値段が安いコットワンコンバーチブルでよいでしょう。
デザインについては、代理店によって大きく異なってます。
モンベル社は大きくロゴが入った少し無機的なデザイン。A&F社は、キャンプになじみそうな自然な色合いのデザインです。
寝心地については、生地の張りが弱め→ハンモックのような寝心地、生地の張りが強め→固めのマットレスのような感覚です(管理人個人の感想)
機能的には、オプションも豊富でベーシックなコットワンコンバーチブル、寝心地を重視したコットワンインシュレーテッド、とにかく軽量なライトコットと、大きく3つに分類される感じだね!コットホームとコットマックスはコットワンコンバーチブルのサイズ、デザイン違いって感じ!
私はデザインはタクティカルコットやコットホームがかっこいいと思うな!
コットワンインシュレーテッドについて
最近発売されたコットワンの派生品で最新モデルですね!
コットワンインシュレーテッドのみ他の4つのコットと大きく寝心地が異なるので解説します。
簡単にいうと、生地がインフレーターマットになっているものですね。
空気弁を開けると、ウレタンフォーム入りのシートに空気が入り込み、まるで本物のマットのような寝心地になります。保温性と寝心地は最高レベルですね(笑)私も店先で試させてもらいましたが、ほんとにベットに寝るような感じでした。ただしっかり空気を入れて固めのマットにするには、従来のインフレーターマット同様、自分の力で空気を入れる必要があるみたいです。
オプションについて
オプションについても簡単に説明します。
・サマーキット
簡単にいうとコットのメッシュ生地となります。使い方は、コットワンコンバーチブルの生地の代わりにこのサマーキット生地をはめ込んでセットするだけ!メッシュで通気性に優れるため、夏の暑くなる夜に最適ですね。
・ウインターキット
サマーキットと同様の使い方ですね。こちらは生地に保温剤が入っているため秋や冬季の出番になります。地面からの冷気に強くなるのはありがたいですね!
・インシュレーテッド コットワンパッド
こちらも使い方は先ほどのキットと同様、生地がインフレーターマットのようになっています。今までコットワンコンバーチブルを使っていて、よりよい寝心地を求める方はこちらを購入すればよいと思います。
・コットレッグ
コットの高さを上げるオプションになります。使い方は、コットにコットレッグ(足)はめ込むだけ!
22cm程度高さが上がります。地面から距離が開くことで、虫さされ対策、地面からの冷気対策になりますね!
コットワンコンバーチブル、コットワンインシュレーテッド、コットホームとコットマックスではコットレッグの規格が違うので要注意です。(コットマックスのみ16pcs、それ以外は12pcsとなります。)
ヘリノックスコットの選び方
今までの比較を踏まえて、ヘリノックスコットの選び方について説明します!ちなみデザイン性については人によって考え方が変わるので、機能性だけに着目して考えます。
とにかく迷った方はヘリノックスコンバーチブル
とにかく迷っている方や、コットの購入が初めての方はヘリノックスコンバーチブルにしておけば間違いないと思います。
・サイズ感について
私は身長175cm、体重59kgですが、ヘリノックスコンバーチブルのサイズ感(68cm×190cm)で体はすっぽり入ります。なので身長180cm以下で、大柄でない男性ではヘリノックスコンバーチブルのサイズ感で十分だと思います。それより大型だったらコットマックスを検討したほうが良いでしょう。
・豊富なオプション
コットワンコンバーチブルはとにかくオプションの選択肢が豊富です。暑い、寒い、寝にくいとなったら、生地のオプションが変更可能ですし、季節に応じて生地を切り替えることも可能です。
以上の点から、購入しても後悔しにくい、いろんな場面に対応できるコットと言えそうです。
寝心地が大切!という方はコットワンインシュレーテッド
コットワンインシュレーテッドの寝心地は他の4つの寝心地とは別格でした。私は今コットワンコンバーチブルをキャンプで運用していますが、今購入するのならばこちらかもしれません(笑)
コットワンコンバーチブルで使用可能なオプション全て使用できるのも嬉しいところです!
カラーデザインが現状BK(ブラック)しかないのが残念なところですね!あとは生地の耐久性…穴が開くと空気が漏れ使いずらくなってしまうところが気がかりではあります。
とにかく荷物の軽量化が大事!という方はライトコット
他のいずれのコットも2kgを超えているのに対し、このコットは収納サイズも小さく、重さも1.26kgと軽量です。バイクや自電車、徒歩でキャンプに行く方にはこれで一番適切かと思います。ただ、生地の張りが弱く少しハンモックのような寝心地になること、使用できるオプションが現状ないことには注意して購入するようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私個人の最適解としては
まずコットワンコンバーチブル購入→何回か使ってみて必要に応じてオプションを購入
という流れが一番失敗がない気がします。
もちろん使用する人の目的によってキャンプ道具の選び方は変わりますし、ここでは省きましたがデザイン性も非常に大事ですのでタクティカルコットやコットホームを選ぶのもありです!
いずれにしても高い買い物になるので後悔しないようにしたいですね!
それでは良いキャンプライフをー!!
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